自分の心に正直でいたい。

学会2世⇒法華講⇒日蓮界隈を卒業して、普通の日本人になりました。

宗教2世が親を批判することを恥じる必要は無い。

 

「いい歳をした宗教2世が親を謗るのはみっともない。」

とか言う意見があるが、私はそうは思わない。

 

特に50歳代以上の2世や、3世は、今のようなマイルドな創価学会ではなく、邪宗、堕地獄、反逆者等の恐怖で洗脳され、人材グループで軍隊式の調教をされ、親孝行という日本人なら反抗しがたい言葉で、人生のほとんどを教団に隷属させられ搾取されてきた。

渾然一体、「教団の最先端の洗脳教育係が両親だった」という悲劇を、恨んでも悲しんでも、とにかく教団の奴隷を辞めて一人の人間になるという、人生最大の戦いの最中なのだ。

 

親にだけは批判の矛先を向けずに、教団だけを批判できればそれも上等だが、そんな余裕は無い。

 

それでも、ブログやXツイッター創価親のことを批判しても、大概の人は老いて、もがいている老親に、宗教以外のことではそれなりに譲歩して、生活援助もしている。

 

好き好んで親孝行をしているわけでは無いが、自分を長年苦しめた親を捨てることもできず、せめてネットの中で、過去や現在の自分の辛さを吐き出して何が悪いのだろう?

 

ネットで毒を吐く事で、現実の親に少しでも優しくできるなら、創価学会日蓮正宗)にたぶらかされた親がやらかした事に恨み言を言っても許されると思う。

 

一番よくないのは、自分の本心を吐露する場所が一つも無いことだと思う。

 

公明党が与党でいるうちは、「創価学会被害者」なんていう存在を認められる訳は無いので、公的な支援(精神的ケア)など得られない。宗教2世の自助的なサークルや、大学の精神・心理・宗教・福祉等のワークショップに参加できる人は限られている。

だとすると、スマホに呟いてみて、自分と同じ人が沢山居ることに気づくだけでも、カウンセリングや、ワークショップのような効果がある。

 

「愚痴は福運を消す。」

って脅されて、何十年も「ニコニコ仮面」を演じてきたんだから、ネットでくらい「ニコニコ仮面」を脱いで毒を吐いてデトックスしても良いはずだと、無名のお婆さんは思うのだ。

本当は「愚痴は福運を消す」んじゃなくて、

「愚痴は教団信仰への疑問と不満を共感連帯させる」から、教団は信者の口を塞ぐのだ。

誰かと日程を合わせなくても、一人がスマホに呟けばそれが「覚醒無限座談会」だ。

 

 

 

まあ、夫の看護介護が日常になり、私も自分の老後と向かい合う事になって、いつまで創価学会日蓮正宗)について呟いている余裕はなくなってきたが、かれこれ10年程あちこちで毒を吐いてきて、私の中に溜まっていた毒も消化されてきた。

 

更新が減り、ブログに創価学会日蓮正宗)の話題が減り、いつの日か、このブログが過去になったらよいなと思う。正直言って、昨年【あの人の死亡が公表された事】で私の中の創価学会の毒はかなり薄まった。