大河ドラマ『光る君へ。』と、
月曜日~金曜日朝昼の『虎に翼』はとても面白い。
『光る君へ。』は平安時代のやんごとなき貴族のお話だが、脚本が凄くわかりやすい。『花とゆめ』の読者だった頃のワクワクドキドキが蘇った。
一方『虎に翼』は、時代と、性差別に立ち向かった人達のお話だ。
当時女性は無能力者で、嫁入り道具さえ夫に支配されるという屈辱の時代。
平成に嫁になった私でも、やはり女だから、嫁だからという言葉に泣かされた。
今でも「女だから」諦める、泣かされることは多いのに、昭和の古い日本で、もがいて立ち向かっている主人公寅子達がとても身近に感じる。
(最初は、
「あの時代に大学に行ける女性なんて恵まれているじゃないの。」
と思ったけど、それぞれが抱える壮絶な事情に共感してしまった。夫の親のと同じ世代なのも興味深い。)
創価学会時代も、婦人部・女子部は壮年部、・男子部に遜ってきた。(実際の辛い労役・成果を出すのは女性なのに。)
明日の憲法記念日は、寅子の父親が巻き込まれた疑獄事件の判決が下る。家事の手を休めても見る価値がある。
そして時代は、あの戦争へと繋がっていく。
誰も避けられない暗黒時代。