振り返っても、耐えがたかったことが山ほどあるのですが、その一つが選挙です。
成人して初めての選挙で、女子部幹部から
「部の会合に必ず中学の卒業アルバムを持参するように。」
と連絡がありました。
「部長が、初めての選挙の人に、一人ずつ担当を決めるから、必ず、今日中にFを取るように。」
と言いました。
私の担当になった先輩が、
「アルバムを持ってきたわね?一緒に回ってあげるから、必ずF5取るわよ。取れるまで帰宅させないから。」
と言いました。
(当時の卒業アルバムには、住所、電話番号が記載されているので、行かない訳には行きませんでした。小学校のアルバムでは、引っ越し等で役に立たず、中学のアルバムは地元のデータが活きてました。高校のアルバムだと居住地が遠いのでローラー作戦はできません。)
正直いやでした。
選挙なんか頼んだら、友達に絶交されますから。
それで仕方なく、しらばっくれて学会員の子の家に行きました。
「ここは、学会員の家よ!」😡😡😡
先輩は激怒しました。
「他に友達が居ないんです。」😢
と開き直りましたが、向こうは百戦錬磨です。
結局、刑場に引かれる罪人のように数人の友達の家に行き、結果絶交されました。
凄く気持ち悪い出来事でした。
幹部は私の友達に公明党の投票を頼めと言う前に、
私自身が公明党を支持しているか?
私自身が公明党に投票したいか?
を尋ねるべきでした。
(他政党の支持者に公明党の票取りを強制するなんておかしいと思いますが、創価学会の活動家や幹部は、そんなことすら想像できないのです。)
でも、人生最初の選挙から、創価学会を退会するまでに、
「あなたは公明党を支持しているか?」
ということを聞いてくれた人は居ませんでした。
学会員だから公明党に投票するのは当たり前。
学会員だから公明党のFを取るのは当たり前。
Fの目標はいくつ?
Fはいくつ取れたの?
夏の参議院選挙があるときは、元旦勤行会が出陣式みたいなもので、投票日が過ぎるまでは、あらゆる活動が選挙のみでした。
2月か?3月頃に、長年の対話が実って、
「友人が入会したいそうです。」
と言ったら、
「折伏う???何言ってるのよ!
学会が選挙って言ったら選挙よ!
選挙の時に折伏だなんて非常識な!」👹👹👹
と激怒されました。
最低です。
創価学会は、取材インタビューで、広報担当(の副会長)が
「会員の公明党支援は自発的にやっているもので、強制ではない。」
と白々しく言っていましたが、公明党を支持しないと創価学会の組織には居られません。
・・・・・・・
考えない学会員は、自分の投票・集票行動が、日本の民主主義を破壊して、自分や子供達の生活に実害を与えてきたことを反省しないで、次の選挙でも迷惑な票取りをするのでしょう。
自分の無力さが悔しいです。